Office2016&2019のサポート終了について

マイクロソフトOffice2013の延長サポートが2023年4月11日で終了につづいて、2025年(今年)の10月14日でマイクロソフトOffice2016と2019のサポートが終了します。
ワードやエクセル、OUTLOOK等をビジネス利用のユーザー様に於いては注意いただく事項ですのでサポート切れの問題点と対応方法のご提案です。
サポートが終了してもソフト自体は利用出来ます。動作しなくなるとか制限がかかると言うことは無いですが以下の様な懸念事項が発生します。

更新プログラムの提供がなくなることによるセキュリティ上のリスクが一番の問題と思われます。
通常は脆弱性が発見されれば対策されるセキュリティ上のリスクが放置されたままの状態での利用となります。小規模オフィスであってもビジネスで利用する環境においては社内や取引関係先まで含めて考えるとその影響は小さなものでは無いと考える必要があります。

■対応方法としては
1)パソコン(Office付属)の新規購入
おそらく2016や2019が動作しているパソコンは最低でも購入後5年以上経過していることが予想されます。最新のPCと比べるとパフォーマンスも落ちることから仕事の効率化という面では一番効果があると思われます。但し費用もそれなりに発生しますが...
オフィスについてはパソコンに添付の買切型Office2024を利用しました。
一部ユーザー様でこの機会にサブスク型のマイクロソフト365導入というケースもありました。

2)パソコンはそのままで買切型Office2024を導入
PC自体のパフォーマンスに問題無く安定して稼働しているならば、買切り型Office2024の導入をお勧めします。Office2024のサポート期限は2029年10月9日となっております。

3)パソコンはそのままでサブスク型マイクロソフト365を導入
買切り型Officeと比べると継続的な費用は発生しますが、常に最新版のOfficeにアップグレードできることや、複数台へのインストールが可能なこと等のメリットもあります。
複数台のPCを利用する方や、次のPCの買換までの短期的な利用等をお考えのケースにはメリットがあると思われます。

4)現状のまま継続利用
対象のパソコンのセキュリティ上のリスクを充分考慮いただいた上での継続利用です。
状況に合わせて、リスクを回避する使用方法も検討すべき所ではありますが...
クライアント様毎に検討していくしか無いとかんがえています。

■その他のバージョンのオフィスのサポートについて
今回はOffice2016&2019でしたが、2021については1年後の2026年10月13日になっております。
こちらも同様の対策が必要かと思われます。
マイクロソフトの方針もあって延長サポートが短くなっております。
以下のリンクにてご確認ください。
>>バージョン毎のサポート期間




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